2018年03月30日
綿花の生産地を訪れました。(商品企画担当)
綿は衣料用の原材料として多く使用されている、最も身近とも言える素材です。
なぜ綿は衣料の素材として最も広く使われているのでしょうか。それは綿は最も古くから栽培されている素材であり、織物や編物の発展は、綿という素材と切っても切れない関係であること。そして、その繊維がマカロニの様な中空構造で水分をよく吸収するため、身につけるのに最適だからです。とりわけ下着や靴下などの汗の吸収に最適な素材であり、私たちの製品作りに欠かせない素材の一つとなっています。
そんな綿は綿花からつくられます。綿花は、排水のよい砂質の土壌を好み、風通しよく、日光の良くあたる場所でよく育つので、世界各地の亜熱帯地域で広く栽培されています。
また、『綿』は大きく分けると3つの種類に分かれます。
・南アメリカ原産の長繊維綿
・メキシコ・中央アメリカ原産のアップランド綿
・インド、東アジア原産の短繊維綿
それぞれ特徴・品質も多種多様な綿ではありますが、品質がよく好まれる綿と言えばやはり長繊維綿でしょう。長繊維綿は繊維が長く、柔らかく滑らかで、光沢があり、肌ざわりも格別です。また、短繊維の綿は粗く硬いので安価で製綿用に多く使われており、その特徴に応じて適材適所で用いられています。
私たちはよりよい素材を求め、日々探求しております。今回は、靴下に最適な綿を求めて、より品質がよく、コストパフォーマンスのよい綿を求めて、いわば靴下づくりのルーツとも言える綿花の生産地を視察し、素晴らしい原料や、こだわりを持つ生産者と出会うことができました。
そんな優れた原料を製品として、お手元にお届けできる日を楽しみにお待ち下さい。
(商品企画担当)